私の祖父は戦争経験者でした。
私の祖父は、10年以上前に94歳で亡くなりました。
大平洋戦争時、兵士として海外に出征した経験があり、生前は私や私の従兄弟達によく戦争の話をしてくれました。
祖父はまだ戦争が激化する前に、足に爆弾の破片があたり怪我をしたため、日本に帰ってきました。
そして治療をしている最中に終戦を迎えました。
小さい頃は笑い話のように話してくれたこともあり(じーちゃん病院で気づいたら戦争終わってたわー的なノリ)、私も何も感じませんでした。
でも大きくなって改めて戦争で大勢の方が亡くなっていることを知り、祖父が生きて日本に帰って来られたのは奇跡的なことであること、大変な時代の中で命を繋いでくれたことへの尊さを実感しました。
仲間が死にゆくのを目の当たりにしながら、自分1人怪我で戦線を離脱して、そして終戦を迎えた時の祖父の心境はどうだったのだろう。
今となっては二度と聞くことが叶いませんが、できれば大人になってから改めて祖父から戦争の話を聞きたかったです。
今日は終戦記念日。
空から爆弾が落ちてこないことのありがたさを噛み締め、懸命に戦って下さったご先祖様に感謝しながら眠りにつきたいと思います。
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